もしEUが崩壊したら世界は…

フランス大統領選挙が5月7日の決選投票にまでもつれ込みました。

今回は親EU派vs反EU派対決となっているようです。

フランスの選挙もそうですが、イギリスの動きも気になります。

EUは今後いったいどうなってしまうのでしょうか?

スポンサードリンク


EU崩壊の前兆?

イギリスは当初、EUの前身であるEEC(ヨーロッパ経済共同体)に加盟申請していましたが、入れませんでした。

でも世界情勢を見極めたうえで苦労と努力の末に、1973年にようやく加盟が認められました。

もうその頃にはEC(ヨーロッパ共同体)になっていましたがね。

それからヨーロッパの国同士の枠組みの中でECがEUとなり、イギリスはここ最近まで在籍していました。

だが、21世紀に入ってヨーロッパにおいて歴史的な出来事が起こりました。

なんとイギリスが将来EUからの離脱を国民投票で選択したのです。

これはEUが結成してから初めての出来事です。

ギリシャでさえ金融危機でEU離脱が危ぶまれていて、加盟国が条件付きで金銭的支援をして離脱を食い止めたのにも関わらず、イギリスが離脱を宣言したことにより、再びギリシャに危機が迫っても助ける保証がなくなってしまうでしょう。

それだけ世界に波紋を巻き起こした出来事になります。

まだ本当に離脱したわけではありませんが、正式にイギリスが離脱することになると、経済に大きな影響が生じます。

基本的にEU加盟国において、国境の概念を取っ払ったのがEUの存在価値なので、離脱すると言うことは国境が復活し、それに伴って関税も復活するわけです。

そうなればイギリスに拠点を構えている企業にとっては不都合な事ばかりが起こるようになります。

例えば、日系企業がイギリスに工場を構えたとして、そこで生産されたものをヨーロッパ本土に送るまたは売る場合、関税がかかってしまうのです。

EUに加盟したままなら関税は0ですが、離脱してしまうと○○%の関税がモノによってかかってしまいます。

その結果ある商品がフランスで2000円で販売されるものが、関税によって5000円で売らなければならなくなってしまいます。

もちろん企業は利益を取らないと生きてはいけませんので、どうしても高くなってしまいます。

モノが売らなくなって来れば景気にも影響が出始めます。

故に世界恐慌並みのショックが起きてしまう可能性があるのです。

他にはイギリスが実際に抜けることによって「連鎖ドミノ」が発生する可能性があります。

スポンサードリンク

EUの連鎖崩壊の危険性と世界情勢

イギリスが正式に抜けた後、次に怪しいのはやはりギリシャです。

それから財政的に厳しいスペインとポルトガル、イタリアや経済規模の小さい東ヨーロッパ諸国がそのドミノに続くことになるでしょう。

そうなれば最終的にはEECの時代から加盟していた国しか残らない予想です。

ヨーロッパ諸国の影響力が小さくなると世界のプライマリーバランスに影響が及ぶのは避けられません。

アメリカがわがまま言っても中国が横暴な行為を行ってもロシアが不法に領土を併合しても、誰も何も言えなくなってしまいます。

そして国連安保理が機能しなくなります。

したがって世界は破滅の道に進んでしまうことになります。

そうなれば第三次世界大戦が起こっても不思議ではありません。

いわゆる核戦争の危険性がないとは言い切れません。

このようにイギリスがEUから抜ければ世界にとっていいことがないのが実情なのです。

まとめ

フランスですが、EUから抜けるとなると国連の常任理事国がいないヨーロッパの国の集まりとなってしまうので、ここで実質的なEUのリーダー国であるフランスが抜けてしまったらもう大変です。

フランスが抜けると、経済的に支えているドイツだけではとうてい持たず、EUの自然崩壊あるいは分裂は避けれらないものとなってしまうでしょう。

このことが今後に差し迫る脅威となるのは確実なようです。

スポンサードリンク

コメントを残す