
冬になると運動量が減り、太りやすくなります。
おまけに年末は忘年会やクリスマスなどで何かと外食の機会が多い物です。
そのため運動しておいたほうが良いのでは、と考える人も多いかと思います。
ですが冬場の運動には気をつけなければならないことがあります。
今回はそんな冬場の運動についてまとめてみたいと思います。
運動前について
さて運動をするといっても人によって目指すスタイルや目標は違います。
軽くジョギングをするといった人もいれば家の中やジムなどで筋トレといった人もいます。
ですが先に考えておきべきなのは、その運動が自分にあっているか、継続できるかどうかという点です。
いきなりスポーツ選手並みの運動を出来る人は限られますし、出来たとしても普通は続きません。
まずは無理のない目標を立てましょう。何キロやせるといった目標でも構いませんし
定めた期間中毎日続けるといった目標でも構いません。
運動直前について
さて自分の目標が決まったらそのためには運動するしかありません。
ですが運動する前の準備運動を欠かしてはいけません。
早朝などに行うランニングなどは特に気をつける必要があります。
冬場は寝ている間に手足などの末端は体温が下がり、筋肉や血管がが収縮している状態です。
そんな状態からいきなり体を動かすと筋肉が攣って非常に痛い思いをすることになります。
特に冬場になるとと脚を攣りやすいという人は要注意です。
そういった状況を未然に回避するためにも準備運動は念入りにしておきましょう。
運動中について
運動していて周囲に人がいない時は、自分ひとりで怪我などの対処しなければなりません。
ジョギングであれば凍った路面で足を滑らせるという場合や、脚を攣ってしまうといった感じです。
ですがこういった怪我の場合、言い方は悪いですが何とかなります。ちょっとした擦り傷で動けなくなったりする事ってまずないでしょうから。
では一体何に気をつけなければいけないのかというと、運動の際の体の痛みです。
胸や心臓の痛みは運動によって体に負荷が掛かっているというサインです。
特にジョギングやランニングなどの長時間行う運動の際には誰しもが経験したことが有ると思います。
まだ体が運動に慣れていない時に特に起こりやすいとされています。そんな時は今している運動のペースを下げましょう。
無理をしてそのまま動き続けると心臓などに負担が掛かり、最悪の場合は心肺停止状態になることもありえるのです。
目安としては誰かとおしゃべりを出来るくらい余裕を持って運動するのが良いでしょう。
ですがそれでも胸や心臓に痛みを感じた際は無理をせずに休む事を念頭においてください。
「少しくらいなら大丈夫だろ」なんて安易に考えてはいけません。
特に心筋梗塞などは、疲労、脱水状態、急な温度変化、睡眠不足などが引き金と言われています。
運動中に心臓に負荷が掛かって倒れるという話を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
健康のためにする運動で健康を損なうような事にならないためにも無理の無い運動を心がけましょう。
運動後について
運動を終えたあとは体を休めなければいけません。かといってすぐさま横になるようではダメです。
運動前のストレッチは誰しもが耳にしますが、筋肉をケアするためには運動後もストレッチをしたほうが良いとされています。
運動後のストレッチは筋肉の疲労回復向上や筋肉痛を減らす効果があるので可能な限りやっておきましょう。
そのあとは汗を拭いて体を温めましょう。汗をかいた体は冬の冷気に晒されて直ぐに温度が下がってしまいます。
風邪を引かないためには必要な事です。また体を温めることが筋肉にとってもプラスに働きます。
運動後は筋肉を冷やすと良いとは言われていますが、あれはあくまでも激しい運動の直後の話です。
激しくない運動の場合やアイシングを終えたあとは血行を良くするためにも暖めることが大切です。
もし上記の事を全てするのが面倒だと感じたらお風呂に入りましょう。
汗を流して体を温めながら湯船の中で筋肉をマッサージしておけば全ての項目をクリアできますよ。
まとめ
冬場に運動をする際に気をつけておくべき事を書きましたが、なによりも大切なのは無理をせず続ける事です。
これは季節や運動の内容に関係なく言えることです。無理な運動や楽しめない運動は長く続きません。
記事内には結構ネガティブな内容も書きましたが、運動自体はとても良いことなので是非皆さんには長く続けて欲しいと思います。
またこの記事が皆さんの健やかな生活の一助となれたなら幸いです。