恵方巻きの食べ方の理由とは?

節分に食べる物と言われたら、思い浮かぶのが恵方巻き。

縁起を担ぐために正しい食べ方があるのは皆さんご存知かとは思いますが、何故なのかは知っていますか?

今回は恵方巻きの正しい食べ方やその由来についてまとめます。

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恵方巻きの正しい食べ方

恵方巻きには縁起を担ぐために食べ方があることは広く知られており、正しく食べるとその年は無病息災で過ごせるといわれています。

何故巻き寿司なのかというと巻き寿司の”巻き”と福を巻き込むをかけているからだそうです。

それぞれの理由を見てみましょう。

その年の恵方を向いて食べる

まず一番最初に浮かぶのがこの食べ方。

毎年方角が変わる恵方を向いて食べるのは構いませんが何故なのでしょうか。

恵方というとなかなか聞きなれない言葉ですし、何を基準に方角が決まっているのか疑問に思った事は有りませんか?

実は恵方というのは神様が居る方角のことなのです。

八百万といわるほど神様がいるなかで一体どの神様を向いて恵方巻き食べているのかというと

歳徳神(としとくじん、とんどさん)と呼ばれる神様です。

その年の福を司ると言われており、美人な女神様だそうです。

黙って食べる

次に言われるのは黙って食べるという事。

元々食べ物を食べている時に喋るのはマナー的にも悪いのですが、恵方巻きの場合は喋ると福が逃げてしまうからだと言われています。

これに関しても神様の方を向いて喋りながら食べるという行為が、縁起を担ぐ上で悪いというのも分かりますよね。

何より相手は福を司る神様なのですから、そんな失礼なことをしたらまさしく福が逃げてしまうでしょう。

願い事をしながら食べる

やはり信仰的に神様を相手にしているからなのか、願い事をするのもセットのようです。

毎年無言で願い事をしながら恵方巻きを食べる光景を見ることになる歳徳神はどう思っているのでしょうか。

但し福を司る神様ですので、直接的な願い事よりは漠然としたお願いの方が良さそうです。

「今年も幸せに過ごせますように」とか「怪我や病気をせずに過ごせますように」

とかこんな風に緩い感じです。

間違っても「金持ちになりたい」とか「好きな子と付き合いたい」とか俗な願いはしないようにしましょう。

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切らずに食べる

最後のルールは切らずに食べるという物。

切ってしまうと縁が切れてしまうからというのが理由だそうです。

一体何の縁が切れてしまうのかについてはよく分かりません。

分からないけど切れる。うーん謎ですね。

これについては歳徳神とは関連が無さそうで、検索しても記述が見つかりませんでした。

考えられるのは忌み字でしょうか。

おにぎりをお結びと言ったり、スルメイカをあたりめと呼んだりするのもこの忌み字が関係しています。

切るという行為自体が縁起が悪いとされているので、切らずに食べることが縁起を担ぐ上でも重要なようです。

多分この行為自体は歳徳神は気にしないでしょうから、お年寄りや小さいお子さんがいる場合は切っても良いと思います。

切らずに窒息死とかされたら、その方が困ります。

それに縁という物は必ずしも切ってはいけないという物でもありません。

良縁もあれば悪縁もあるのでそういった観点からも、切るのが絶対にダメというわけではないです。

具材でも験担ぎ

具材も昔は七福神にちなんで7種類入れたり、縁起の良いものを使っていたそうですが、現代ではいろんな種類の恵方巻きが販売されているのでそこらへんは緩く考えても良さそうです。

七福神にちなんでいるのならそれぞれに合った具材があるのかというとそうではないようです。

検索しても具材やと七福神の関連性に関する記述は見つかりませんでしたが、よく見かける具材はどれも縁起の良い食べ物ばかりですので、具材の時点から縁起を担いでいるようです。

それぞれの理由を説明していきます。

アナゴ・鰻

長い体が永続や長寿を象徴としており、どちらも健康長寿の縁起物の1つ。

関東地方ではアナゴが関西地方では鰻が使われる傾向にあるようです。

ちなみに鰻という字は右側自体に長いという意味合いがあります

またうなぎに関しては「うなぎ上り」などの言葉から社会的な上昇や出世なども祈願されています。

栄養価が高く滋養強壮にも良いのでどちらも健康長寿の縁起物としてばっちりです。

椎茸

古くから神様への供物として用いられてきた食べ物。

現代だとピンと来ないかもしれませんが、戦国時代だと松茸よりも高級なものでした。

人工栽培が確立されたのは以外と最近なのですが、日本では最も生産額が大きいキノコで口にする機会も多いかと思います。

食品としては低カロリーでミネラルや食物繊維を含んでおり、アミノ酸なども豊富なので料理としての旨味を上げてくれます。

かんぴょう

こちらは椎茸とは違い、江戸時代に上品とされていた食べ物です。

恐らくその名残で入っているのと、巻き寿司の具材としてポピュラーであるのが理由だと思われます。

原料は夕顔と呼ばれる瓜科の植物で、ひも状に剥いて乾燥させて作ります。

栃木県が有名な産地でかんぴょうの卵とじなどが郷土料理としてあります。

タマゴ

黄色の輝きが金運上昇に良いとされる食べ物。

現代の生産体制と鶏の進化が進むまでは貴重な蛋白源であり希少だったようです。

色合いも黄色で他の具材と違うので彩りを入れるという面から見ても優秀です。

巻き寿司を作るうえで欠かせませんし、大好きなお子さんも多いでしょう

きゅうり

九の利を得るという意味で縁起の良い食べ物とされています。

かなり欲張りな気もしますが、きゅうりじたいは非常にヘルシーな食材。

こちらも巻き寿司を作るとなったら色合い的にも欠かせません。何より安い。

ちなみに昔のきゅうりは断面図が葵の御紋に見えたことから、武士の方々は食べるのを避けたり切り方に結構気を使っていたようです。

高野豆腐

節分といえば豆。高野豆腐も鬼を払う豆が素材なので邪を祓う効果があります。

また四角い形が盾を連想させる事から盾豆腐とも呼ばれ、災いを避ける意味もあるそうです。

普段はあまりみかけない食材なので、こういった時に食べておかないとなかなか機会がありません。

アミノ酸やイソフラボンなどでデトックスやアンチエイジングにも効果がありヘルシーなので個人的にはお勧めです。

 

えび

長いひげと背中の曲がった姿が老人を髣髴とさせ、歳を取って腰が曲がるまで長生きできるようにという願いがこめられているそうです。

また脱皮するという点も長寿に関するご利益があるとされています。

ちなみに一般的なえびの寿命は淡水のえびだと5~6年ほど、伊勢海老などは長い個体だと30年ほど生きるそうで、オマール海老にいたっては脱皮の性質上、理論的には寿命が無いそうです。

どれも恵方巻きの具材としては非常にポピュラーですし、縁起の良さや色合いなどから作る際の具材選びとして参考にしてください。

また具材の数や縁起の良さにとらわれず、自分や家族の好きな具材を使って恵方巻きを作ってみるのも良いと思います。

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