桜の○分咲きとは見分け方は?なぜ○割咲きではないのか

春になれば、桜が満開になって見ごろになりますよね。

満開になるまでに、気象庁やウェザーニュースなどでは桜の○分咲きという表現を用いて、桜の開花の状況を毎年伝えています。

でも気になったのはその『○分咲き』の基準やその見分け方ですよね。

今回は桜の○分咲きとは見分け方や、またなぜ○割咲きと呼ばないのかなどについてお伝えする内容とします。

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毎年恒例の桜の季節で…

<引用元:https://www.pakutaso.com/20160348084post-7340.html>より

毎年桜が満開に近づくにつれ、日本全国で花見客でごった返します。

花見客の目的はさまざまで、桜を楽しむという名目のもとの宴会や桜まつり限定の出店、カップルでのデートコースなど結構あります。

純粋に桜の成長過程を楽しむためにお花見に来ている方は少数かもしれません。

早い方であれば、もう3分咲きの頃から何度も公園などの足を運んで見に来ては、7分咲きの頃にまた来て、さらに満開になったらまた来るという人も確かにいます。

これはバードウォッチングならぬ、サクラウォッチングを定期的にしている方限定の楽しみ方と言えます。

三分咲きとは見分け方は?

<引用元:http://www.hirosakipark.jp/florescent.html>より

三分咲きとは

標本木の樹冠で約3割の花が開いた状態

のことを表します。

見分け方としては樹幹の桜のつぼみが10あるとしたら、そのうちの3つが開花した時の状態を三分咲きというのです。

五分咲きとは見分け方は?

<引用元:http://www.hirosakipark.jp/florescent.html>より

これも考え方は上記の三分咲きと同じです。

同じように樹幹の桜のつぼみが10あるとしたら、そのうちの5つが開花した時の状態を五分咲きというのです。

七分咲きとは見分け方は?

<引用元:https://twitter.com/search?q=%237%E5%88%86%E5%92%B2%E3%81%8D>より

これも上記同様の考え方でいけば、樹幹の桜のつぼみが10あるとしたら、そのうちの7つが開花した時の状態を七分咲きというのです。

満開とは見分け方は?

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<引用元:http://mandegan.jp/?p=3528>より

上記の考え方で…、というよりこれはもう子供でも見分けがつきますよ。

単純に考えればつぼみの状態が一切なく、桜の花が咲いているのであれば満開の状態なのです。

百歩進んで考えた場合だと、つぼみの状態が一切なく、むしろすべての樹幹の桜の花が開花した状態で桜の花びらが散りはじめていてもおかしくはありません。

なぜ○割咲きと呼ばれないのか?

今では桜の開花について『○分咲き』という呼ばれ方が一般的なものになっていますが、なんで『○割咲き』という言葉が表に出てこないのでしょうか?

その要因として考えられる説の1つとして、この呼ばれ方が始まったのが明治時代以降からなのです。

とはいえ江戸時代末期から明治の初期のころはまだ『○割咲き』という表現で桜の開花を庶民に伝えていました。

しかし明治の末期、ひいては大正時代になって新聞において桜に関する見出しや写真の説明文のような文字数が限られ、どこの新聞社が最初にこの表現を使ったのかは定かではありませんが、次第に『○分咲き』という使われ方が頻発するようになり、この表現が昭和以降になって定着したことから現在までに至るのです。

それに『割』から『分』に単位が変化した理由を簡潔に説明すると、『割』は【数量比率全般】において使われることに対し、『分』はどの段階にある状態かを表す『状態表現』として使われるように変化したことが要因とされています。

もともとこの二つの単位で桜の開花の状態を表しても、意味的に伝わることは同じものであるから対して違和感は感じません。

しかし、時代の流れとともにその単位の使われ方が変化したとはいえ、いまさらメディアなどで『これが正しい使い方です』と国民に向けて説明しても、『○割咲き』という表現の仕方で何十年も浸透され続けていることから、今の使われ方を批判したところでたいして意味がないと言わざるを得ません。

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